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2018年11月16日(金)

聖心女子大学 文学部 英語英文学科

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◆ ◇ ◆  就職活動体験日記  ◆ ◇ ◆

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■内定先
大和証券、東海東京証券

■「内定塾」入塾理由
理由は、2点あります。
1点目、就職活動を始めるにあたって、どうしたらよいのか分からなかった為です。就職は人生を大きく左右するものなので、本気で行いたいという思いはあったものの、まず何をすればよいのか分かりませんでした。
そこで、自ら就活塾を探して、内定塾の存在を知りました。2点目は、4年生の5月末に控えている、教育自習前に、就職活動を終えたいと思っていたからです。
以上の2点が理由で入塾を決意しましたが、内定塾に頼りきりになるのではなく、入ったからには本気でやるという思いで入塾しました。

■「内定塾」利用の仕方(どう活用したか)
内定塾で開催するイベントには、ほぼ参加しました。入ったからには、学べることは全て学びたいと思っていたためです。
マナー講座等、面接や説明会で非常に役に立ちました。また、集団面接やGDは自分が満足いくまで何度も参加しました。ここで自信が驚くほど付きました。
11月以降は、模擬面談を沢山活用させて頂きました。先生方、チューターの方々に沢山アドバイスを頂いたり、励まして頂いたので苦しい毎日を乗り越えることが出来ました。

■就活開始~就活終了までの動き
8月までは、自己分析、ES(自己PR,学生時代頑張ったこと)を書くことを担当の先生の指導の元行いました。
また、大学内、内定塾主催、外部主催の就活イベント等にも参加していました。

8月からは、SPIの勉強を開始しました。加えて、資格の取得(ビジネス実務法務検定3級)、TOEICの受験等もしました。
また、ボランティア活動に励んだり、自分のやりたいと思ったことを積極的に挑戦しました。それらの経験が自己分析や自己PRに大変役立ちました。

12月:合同説明会、個別説明会、セミナーに沢山行きました。特に、行きたい業界の説明会は、片っ端から行きました。気になる企業の説明会は何度も参加しました。
また、大学を経由したり、サークル等の人脈を使ったり、企業が企画して下さった機会等を利用したりして、OG訪問もしました。
同時に、SPIの勉強、ESの添削も若干でしたが、合間を縫って続けていました。(合同説明会3回/個別説明会・セミナー18回/OG訪問3回)

1月:引き続き、個別説明会、セミナー、OG訪問をしました。また、OG訪問や周囲の方々にESを添削して頂き、様々な意見を頂きました。
どの意見が正しいのか分からなくなり、迷走してしました。先生に「格好つけていて私らしくない文章」だとご指摘頂きました。
そこから、背伸びしない等身大の自分の文章で書くことに重きを置き、迷走期を乗り越えました。(合同説明会1回/個別説明会・セミナー22回/OG訪問6回)

2月:前半からES提出が少しづつ始まりました。不安もあったので、大手だけでなく、準大手、ベンチャー企業の説明会、選考にも参加しだしました。
これらは、マイナビ、リクナビから、志望業界の会社を片っ端からエントリーしたり、先輩や友人にお勧めの企業を聞きエントリーしました。
2月になって初めてのES提出で、殆ど落とされ、自分を否定された気がして大変落ち込みました。
でも、先生が原因をしっかり分析して下さり、また前を向くことが出来ました。(個別説明会・セミナー29回/リクルーター面談1回[明治安田法人営業職]/面接1回[タカミブライダル]/GD2回[明治安田法人営業職・東海東京証券])

3月:落ちることへの免疫もつき、ただただ〆切りに追われ、無我夢中にES提出や筆記試験をこなしていました。面接やGDも少しずつ始まり、忙しい日々でした。
ベンチャーも幾つか受け、第一志望群に向け、場数を踏んでいました。選考後は、振り返りも行い日々改善するように励んでいました。(個別説明会・セミナー13回/支店訪問4回[東海東京証券]/リクルーター面談1回[第一生命機関経営職]/面接7回/GD1回[スター銀行総合職])

第一志望の大和証券は、ES提出後(2月24日〆)から音信不通で、落ち込んでいました。
そんな矢先に、東海東京証券から内々定(4月8日)を頂き、自分はここでいいかもしれないと、諦めそうになった時期がありました。
そんな時に先生に、諦めてはいけないと背中を押して頂き、大和以外の志望企業の選考にも本気で立ち向かうことができました。しかし、1次選考で落ちるものも多く、自信は益々無くなりました。
どうしても大和が諦めきれない私に、先生が電話を掛けるように言って下さったので、人事担当の方に電話を掛け、面接の機会を作って頂きました。
そこから、万全の準備をし、熱意をもって、面接に挑み、5回の面接を経て、内々定(4月17日)を頂くことが出来ました。(個別説明会・セミナー1回/リクルーター面談1回[明治安田法人営業職]/面接13回)

■苦労したこと
毎日初めて行く場所に行き、初めて会う人々に囲まれて説明会や選考に行くことが知らず知らずにストレスになっていました。たまには、友人と一緒に説明会を予約して軽い気持ちで参加するのもリフレッシュになります。
また、休養日等も設けて、思い切り遊んだり、好きなものをたべたり、飲みに行ったりすることも大切だと気付きました。

■後悔していること
・筆記の対策を8月から始めたにも関わらず、中々本気で勉強しなかったことです。説明会等で、内定者の方々で「筆記はなんとかなる。」と仰る方も少なくなかったので、甘く見ていましたが、そうはいきませんでした。今思えば、その方々は元々の能力があったのだと思います。数学等苦手意識がある方は、ダラダラやらずに、短期間で本気で取り掛かるべきです。

・志望動機の準備が遅かったことです。殆どESが〆切りギリギリになってしまいました。1月中に志望企業のESはある程度書いておくことをお勧めします。

■成功の秘訣(自己分析)
早めに軸を決めることです。そして軸にそって自己分析をしました。
自分を知るために、友人や親、OG訪問の際に他己分析をしてもらったりしましたが、大変役に立ちました。

■成功の秘訣(ES)
講師の先生は勿論、友人や家族等に見て貰うことをお勧めします。自分の言いたいことが伝わっているのか確認することが出来ます。
年明けまでに、自己PR,学生時代頑張ったことの200字、400字、600字、800字の文章を用意しておくと便利です。

■成功の秘訣(面接)
心持ちの面では、「素直さ」と「熱意」を大切にしていました。面接ではほとんどの質問に素直に答えました。熱意は、本当に行きたい気持ちを身体全身で伝えていました。また、どんな質問に対しても、「軸」を中心に答えていました。

本番前の対策としては、2点あります。1,何度も声に出して練習すること 2,会社についてとことん調べてから臨むこと です。
1,は先生に模擬面接でご指導頂くことは勿論ですが、私は、自宅の全身鏡の前で練習したり、空き時間にカラオケに入り、各社の面接前に練習をしていました。(自己PR,学生時代頑張ったこと、志望動機、最近のニュース等)
その結果本番では、焦ることなく自信を持って挑むことが出来ました。
2,は、会社についての情報(受験企業の最近のニュース、株価、お客様向けの商品や情報、CSR等)をHP(採用HPだけでなくお客様向けHP)やインターネットで調べて言えるようにしていました。
これらの調べたものは、面接本番では聞かれることはあまりなかったですが、調べたことによって、大きな自信となり、堂々と挑むことが出来ました。

これら2点の対策のお陰で、面接は成功したと実感しています。全ての受験企業に対してこれらをすることは大変ですが、少なくとも行きたい所へは、このような準備をすることをお勧めします。

■成功の秘訣(GD)
とにかく「協調性・笑顔」を大切にしていました。周囲に気を配り、一人一人の意見を尊重し、意見に対し、必ず前向きな反応をしました。
また、意見を言えていない学生には「○○さんはどうですか。」と言う風に話を振りました。
自分の意見を言う前も「○○さんの意見に加えてこのような提案があります。」や「○○さんの意見も素晴らしいのですが、このような考えはどうですか。」と言っていました。

■どう成長したか
・周囲に気を配る力
・根気強さ
・前向きになった
・行動力(何事も挑戦する力、フットワークが軽くなった)
・自分に自信を持てるようになった
・コミュニケーション力の向上

■就活を振り返っての感想
就職活動を終えて、一番周囲の皆さんに伝えたいことは、「感謝」です。大学受験の時も、家族、共に切磋琢磨した仲間、支えてくれた友達の存在の大きさを感じました。
就職活動は、ただ机に向かって努力し続ける受験勉強とは、訳が違います。受験は個人戦のように見えるけれど、学校や塾へ行けば友人が、家に帰れば家族がいます。就職活動は、孤独の時間が多くありました。説明会、面接会場には、友人も先生も家族もいません。すごく寂しかったです。
そんなときに、電話やメール支えてくれた家族(私は一人暮らしだったので)、励まし合った友人、私が気のすむまで話を聞いて下さり、アドバイスを下さった内定塾の先生方の存在は、なくてはならなかったです。一人のときも心の中に、周囲の皆さんの存在があったから、乗り越えられました。
就職活動を通して、人間的に強くなれたし、厚みのある大人に少し近付けたのではないかと思っています。苦しかったというより、自分の成長に繋がる良い経験だと思いながらできたので、有意義な時間であったと思っています。

■講師に一言
先生方のご支援・ご指導なしには、私の就職活動はこのような結果には、ならなかったと断言できます。強制はせず、頑張る学生を全力で応援して下さる先生方。
私の強みを一緒に導きだして下さり、それを一貫させることは、一番の成功の秘訣だと教えて下さりました。本当にその通りで、自己分析の大切さを実感しました。
自分の思いや気持ちを簡潔に文字にしたり、言葉にすることが苦手でしたが、何度も何度も丁寧にご指導して頂きました。
最終的には見違えるほど成長できたのではと感じております。

また、担当の先生に限らず、全員の先生がどんなに小さな悩みにも自分のことのように答えて下さいましたし、励まして下さいました。
就職活動が本格化すると先生方はより忙しくなり、自分の時間を割いてでも一人一人に対応なさっている先生方もいるように思えました。
そんな様子を見て、私もくよくよしてられないと、前を向くことが出来ました。

沢山頼って、沢山ご迷惑を掛けてしまい、申し訳ありませんでした。志望の企業に入ることができたので、少しは恩返しできたのではと思います。
内定塾の先生方に出逢えて本当に良かったと思っています。一年間、誠にありがとうございました。
来年から、一生懸命頑張ります!

■後輩に向けて一言
就職活動は決して楽ではありません。しかし、この数ヶ月間は、自分の人生の中で非常に濃い時間で、皆さんにとっても財産になると思います。
思いつめず、ただただ夢中になってやってみて下さい!きっといいことがあると思います。
分からないことがあれば、恥ずかしがらず「素直」になって下さい。皆もどうしたらいいか分からないんです。素直になったもん勝ちです!皆さんを応援して下さる先生方が必ず助けて下さります。
私も皆さんの力になれればと思っているので、きっと他の先輩達も同じです。近くの先輩にどんなことも相談して下さい。

中々思うように行かなくて、逃げ出したいときは、必ず来ると思います。そんな時は、全部吐き出してください。泣いてもいいです!私は先生の前で泣きました。(笑)
そして、また必ず前に進んで下さい。進むことをやめないで!

伝わらないかも知れませんが、内定塾の後輩の皆さんのことを心から応援しています。自分の人生にとってプラスになる経験だと思いながら、毎日を大切に過ごしてくださいね。

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