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2018年07月19日(木)

就職活動時事

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◆ ◇ ◆  就職活動時事  ◆ ◇ ◆

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「就職活動の倍率ってどのくらい?」

今まで受験を行った学生の多くは志望校の倍率をチェックしたと思います。特に志望校を選定するときは「入りやすいかどうか」を基準にしている学生が多いと思います。行きたい大学が2つあったとき、倍率が低い大学のほうが入りやすくなります。

倍率とはつまり「人気」があること、そして人気に対して「枠」が狭いことを意味しますので、倍率が高いほど競争相手が多く狭き門になります。就職活動に関しても同じで、人気のある企業は志望者が多く、「内定をとることが難しい」ということになります。その為、志望企業の倍率を知ることで行動計画を立てることができるため、倍率のチェックが重要なのです。

企業ごとの倍率については、『就活四季報』で確認することができます。見てみるとわかりますが、大学受験とは比べものにならない数値が出ています。毎年、大学受験の志願倍率は、文部科学省から発表されていますが、大体5倍~15倍の倍率となります。学科によっては20倍近くの倍率になります。大学受験の倍率は高倍率というと数倍から数十倍になります。

それに対し、就職活動の倍率はどれくらいかご存知でしょうか。
就職活動の倍率とは、【応募者数】を【内定者数】で割ることで出てくる「内定倍率」のことをいいます。人気企業ともなれば、100倍、200倍といった倍率はざらにあり、1000倍を超える倍率もあります。整理すると内定倍率100倍であれば、100人のうちのたった1人の割合でしか内定までたどりつかないということになります。学歴が高ければ大丈夫と思っている人もいるかと思いますが、この100人の中に同じ学歴の人が何人いるか考えれば学歴が一番重要ではないことが分かると思います。学歴が高くても別の要素でアピールができなければ受からないのです。

企業ごとの倍率を知る前に、まず世の中には「有効求人倍率」というものがあります。これは【求人数】を【仕事を求めている人の数】で割ったものです。
現在100の仕事があるとして、求職者が200人いたら、有効求人倍率は0.5倍です。有効求人倍率は低いと求職者にとっては厳しい状況ということになります。逆に有効求人倍率が2倍の場合、1人につき2つの仕事があるということで求職者に嬉しい状況となるわけです。

リクルートワークスの調査によると、2019年卒の大卒求人倍率は「1.88倍」。1人につき1.88個の仕事があることになります。その為、こだわりさえなければ職は余るということになりますね。そういった有効求人倍率がありながら、就職がうまくいかない、内定が出ないというのは、一定の企業たちに志望が集中しているからです。

従業員規模別に見ると、以下の通り。
300人未満企業(中小企業)では9.91倍
300~999人未満企業では1.51倍
1000~4999人未満企業では1.04倍
5,000人以上では0.37倍

以上にようになります。大企業と言われるほど規模は大きくなりますので、規模が大きくなるほど入るのが難しくなるのが想像できると思います。職種別で見た場合、金融業界は他の業界と比べ大量採用をするイメージを持つ人が多いと思いますが、0.21倍と就活氷河期と呼ばれていた2011年ごろとほとんど差がありません。

学生に限らず、ヒトが考えることは似てきます。その為、「ホワイト企業」「大企業」といった多くの学生が目指す企業は集中し、内定倍率が跳ね上がっているというのが就活の現状です。

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