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2015年06月01日(月)

名古屋校舎塾長コラム⑨ 【就活生に送る、就活情報】「大卒求人倍率について」

本日は先日発表された、大卒求人倍率調査の結果をお伝えします。
2016年卒の大卒求人倍率は1.73倍となり、前年の1.61倍から0.12倍上昇しました。
業種別に見ると、対前年増減率で製造業の伸びが大きく、逆に建設業や金融業において減少となった、との調査結果が出ました。
学生の民間企業就職希望者数は、2015年卒で42.3万人、2016年卒は41.7万人と減少しているのに比べ、求人数は682,500件(15年度)から719,300件(16年度)と増加していることからも、求人倍率の増加に繋がっていると考えます。

2015年卒の新卒採用における充足率は、製造業99.3%、流通業95.5%と高い水準ですが、建設業88.8%、金融業87.3%となっており、2016年卒の求人数が減少している業種では、前年の新卒採用で人数を充足できていません。先ほど「対前年増減率で建設業や金融業は減少」と記載しましたが、採用実績数に対する2016年卒の求人数は増加傾向にあります。

様々な数字を並べてきましたが、ここで気をつけなければならないのが「厳選採用」についてです。
厳選採用とは、採用枠は決めるものの、自社の採用基準を満たす候補者が少ない場合は、採用枠に満たなくても採用しないというものです。
前年に比べて、採用人数が増加したから大丈夫!などと考えず、やるべき準備を行い、後悔しない就職活動にして下さい。

ここからは、上記の数字をもう少し細かく解説します。
業種別の求人数と民間企業就職希望者数から見ると以下の通りとなります。
□建設業:6.18倍(前年5.61倍)
□製造業:1.73倍(前年1.59倍)
□流通業:5.56倍(前年5.49倍)
□金融業:0.23倍(前年0.22倍)
□サービス・情報業0.56倍(前年0.54倍)

例年通り人気の高い業種では求人倍率も厳しい数字となっています。
これらの情報以外にも、従業員別で見た求人倍率などもあります。
目の前の数字にとらわれることなく、正しい情報を収集し、正しい方向で努力してください。
どの時代においてもやるべきことは同じです!

8月の大手企業(経団連所属)の採用試験本格化に向けて、出来ることはたくさんあります。
何を伝えたら良いのか迷っている人は、自己分析をやり直し自分を見つめることも大切ですし、「面接が苦手」と感じている人は、少し時間を割いて面接の練習してみましょう。
焦るばかりではなく、今何をしなければならないのかを考え、時間を有効に使ってください。
就活生の皆さんが有意義な就職活動を行なえますように!

内定塾名古屋校 塾長 吉田征史

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