2014年12月15日(月)
就職活動全般:筆記試験について⑤
今回のコラムでは、筆記試験の「必見!情報」をお伝えいたします。
前回のコラム(筆記試験について④)で「時には苦手な問題を捨てる覚悟も必要だ」と言いましたが、これらの問題に何もマークしないのはもったいないことなのです。
結論は、解けない、或いは解き終わっていない問題でも、必ず選択肢のどれかにマークをするようにしましょう。
なぜならSPIでは「解答の誤謬(ごびゅう)率」は問われないからです。
ここで、『誤謬率』についてご説明いたしましょう!
誤謬率とは『間違い率』のことであり、例えば30問中15問に解答し、全
て正解した場合、誤謬率は0%です。
一方、30問全てに解答して15問のみ正解した場合は、誤謬率は50%になります。
誤謬率だけ見ると後者の方が悪いという事 になりますが、SPIではこの誤謬
率は問われませんので、「同じ正答数であれば標準得点は同じ」ということです。
ですから解答に迷ったり、全く分からない問題に出くわしたら、とりあえず選
択肢のどこかにマークをしておきましょう。
運が良ければ正答数が増え、標準得点のアップにつながります。
ちなみに『SPI-R』『SPI-N』など、誤謬率が問われるバージョンも
ありますので、事前に調べておくか、受験する際の監督者のアナウンスはよく聞いておきましょう。
内定塾 竹村康孝