2014年03月04日(火)
グループディスカッション:グループディスカッションの基礎知識
GD(グループディスカッション)とは、
「出題されたあるテーマにについて議論し、
チームとしての結論を導き出す」という、採用手法。
面接では中々見られない、「他者とのコミュニケーション」や「集団での役割」図ることができます。
大手企業の4割近くが選考に導入しているほど、ポピュラーな採用手法です。
テーマの一例を挙げると、
「社会人と学生の違いは」
「商店街を活性化させる方法を考えよ」
「日本全国の信号機の数は」
「自社の新商品を企画しプレゼンせよ」
などなど、企業によって様々。
制限時間や人数も企業によって異なりますが、
「5~6名のメンバーで、30分のディスカッション」が、最も一般的と言われています。
GDを攻略するポイントの一つとして、「全員で協力する」という点が挙げられます。
全ての企業に共通して言えることですが、一人の力で仕事を進めることは困難です。
仕事とは、社外のクライアントだけでなく、他部署も含めた社内の様々な人々との協力によって成立されます。
相手の意見を否定し、自分の考えを無理矢理押し通すだけでは、仕事は成立しないのです。
GDも同様。
価値観や考え方、性格もバラバラな学生同士が、
限られた時間の中でいかに協力し、課題解決に導くかがポイントです。
自分の考えを主張することはもちろん重要ですが、
「主張するだけ」で終わらず、周囲の考えを聞き入れながら、
最適な解決策を考案するように心掛けましょう。
複数名が関わる中での協調性やコミュニケーションは、
面接や適性検査だけでは図ることが出来ません。
実際に何らかの課題に取り組む過程でしか、
判断することが出来ないのです。
「全員で協力して、最高の成果を生み出そう」という意識を持って、GDに望みましょう。
「内定塾」講師 阪口 良平