2014年01月31日(金)
就活体験談:IR情報を活用した企業研究
・社会人Eさん
・男性
・20代
・金融業界
・地方大学出身
〈IR情報を活用した企業研究〉
私も就職活動をしていましたが、企業研究は難しかった記憶があります。
手段としてもそこまで多くのものがなかったですし、みんな同じような調べ方になってしまいますから、
結局得られる情報というのも皆が同じようなものになってしまいます。
しかし、企業研究というのは特に志望動機などに繋げる意味でも非常に重要なポイントになります。
今回は、他の学生と差をつけるための企業研究方法を記述いたします。
企業研究の方法としては説明会に参加してみたり、ホームページを見るというのが一般的ですが、
そういった方法よりももっと的確な企業研究の方法があるのです。
それはIR情報という投資家向けに開示されている情報を見るということです。
これはその企業がどういった事業を展開していて、どの事業にどれだけの予算を使っているのか?ということが公開されています。
これを見てどうするのか?というと、これを見ればこの企業が今どの事業に本格的に取り組んでいて、
どの事業にそこまで真剣に取り組んでいないのか?といったことがよく分かるのです。
予算をより多く振り分けている事業にはそれだけ多くの人材が欲しいでしょうから、
そういった事業について志望動機なんかを考えると、企業にとってもありがたい存在になってくれると思います。
逆にそこまで真剣に取り組んでいない事業で自分は仕事したいというアピールをしても、
企業からしてみれば、そこはもう人が足りているということもあるでしょうから、アピール力には欠けると思います。
そういうミスをしないためにも、投資家向けのIR情報というのは就職活動をしている学生にとっても有益な情報となりうるのです。