2014年01月31日(金)
就活体験談:面接官の心に響く自己PR
・社会人Hさん
・女性
・20代
・住宅業界
・明治大学 建築学科出身
〈面接官の心に響く自己PR〉
私は大学時代に建築学を学んでおり、就職活動の際は、かねてからの私の希望であった住宅業界に絞って行いました。
住宅が好きだ、という気持ちはもちろんありました。
ただ、就職活動の際に面接官の方にそれをどうアピールしていけばよいのか、とても悩みました。
自己PRというものは、多くの日本人が苦手なものに分類してしまうようです。
私もそのうちの一人で、自分を採用してもらうためのアピールには正直自信がありませんでした。
では私の場合、一体どうしたのかというと、面接官の気持ちになって考えてみることにしました。
住宅業界の企業の面接官は、もちろん住宅が好きな人を採用したいでしょう。
ただしそれだけではダメだと思います。
住宅が好き、ということに加えて、この学生は自分たちの会社にとってどのような働きをしてくれるのか、
というポイントを見ているのだと思います。
したがって、私は住宅が好きということを伝えた後に、住宅づくりに役立つ人間であることを伝えられるように工夫しました。
具体的には、住宅購入をお客様に決めてもらうために必要な「人の要望を聞きだす能力」。
そして、住宅という一生に一度のこだわりのある商品をつくりあげていくための「とことんまで突き詰めてものづくりをしていくという性格」。
この2点を自分の特徴として面接官にアピールしていきました。
「必ず御社の役に立つ人間です。」などといった直接的な言葉は使用しませんでしたが、
熱意をもって明るくはきはきと自分という人間について弁を振るうことによって、
面接官にアピールすることができたと思っています。
自己PRは、何も用意せずに完璧なことを言えるわけではありません。
相手の気持ちに立って、自分という人間をしっかり見つめながら練っていくと良いと思います。